大きな家具や家電を処分したくても、どこに持ち込めばいいか分別や手数料で不安になっていませんか。
旭川のゴミ処理場へ持ち込む際は、受付時間や搬入手順、事業系ごみの条件など知っておくべきことが多く、初めてだと戸惑いやすいものです。
この記事では持ち込み可能な品目(テレビ・冷蔵庫・洗濯機など)から受付時間、搬入手順、手数料、分別や事前予約、交通アクセス、冬季の注意点まで、必要な情報をわかりやすくお伝えします。
特に家電別の扱い方や料金算出、手数料シールや支払い方法、当日の最終確認ポイントは実務で役立つよう具体例を交えて解説します。
まずは基本の流れを押さえて、スムーズに処分できるように本文を読み進めてください。
旭川ゴミ処理場持ち込み

旭川市のゴミ処理場へ直接持ち込む際の基本情報を分かりやすくまとめます。
持ち込み方法や注意点、必要な手続きなどを事前に確認しておくと当日がスムーズです。
持ち込み可能な品目
家庭から出る一般廃棄物の多くが持ち込み可能です。
可燃ごみや不燃ごみ、資源ごみのほか、大型ごみや一部の危険物を除く家電も受け入れられます。
家電リサイクル法の対象品目や、処理に特別な手続きが必要なものは別途案内されますので注意してください。
受付時間
持ち込みの受付時間は曜日ごとに異なることがあるため、事前に確認することをおすすめします。
曜日 | 受付時間 |
---|---|
月曜日〜金曜日 | 8:30〜16:30 |
土曜日 | 8:30〜12:00 |
日曜祝日 | 休場 |
搬入手順
到着後は最初に受付窓口で持ち込み内容を申告していただきます。
係員の指示に従い、指定された降ろし場へ移動してください。
大型品や特別な処理が必要なものは、係員と一緒に中身や状態を確認してから搬入します。
指示に従わないと追加料金や搬入の拒否につながる場合がありますのでご注意ください。
持ち込み手数料
手数料は重量や品目ごとに算出されますので、具体的な料金は受付で提示されます。
目安としては普通車での小量持ち込みであれば低額に収まることが多いです。
大型家具や家電は別料金となり、リサイクル料金が別途必要な場合があります。
分別と梱包
正しい分別と梱包をしておくことで、受け入れがスムーズになります。
- 燃やせるごみ
- 燃やせないごみ
- 資源ごみ
- 大型ごみ
- 危険物や有害ごみ
中身が分かるように梱包し、汚れた物は可能な限り拭き取ってください。
袋や箱には内容物の表示をしておくと、当日の確認が早く終わります。
事前予約と連絡先
大型ごみや事業系ごみは事前予約が必要な場合がありますので、事前に連絡してください。
受付窓口の電話番号やメールアドレスは市の公式ページで確認できます。
急な予定変更や搬入量の増減がある場合も、早めに連絡をしておくと対応がしやすくなります。
交通アクセスと駐車場
処理場へは車でのアクセスが基本となりますが、一部は公共交通機関から歩いて行ける距離です。
大型トラックやワンボックス車での搬入も可能ですが、混雑時は待ち時間が発生します。
駐車場は十分に用意されていますが、バスやトレーラーの駐車スペースは限られているため確認をおすすめします。
冬季の注意点
旭川の冬季は積雪や路面凍結が発生しますので、車両の冬装備を必ず整えてください。
除雪作業のために一時的に受け入れ時間が変更されることがありますので、事前確認が重要です。
搬入時は滑りやすくなりますので、歩行時の転倒や積み下ろし時の事故に十分ご注意ください。
家電の持ち込み

旭川市のゴミ処理場では家庭で不要になった家電の持ち込みを受け付けています。
家電リサイクル法の対象品は手続きや搬入方法が異なるため、事前に確認することをおすすめします。
テレビ
テレビはブラウン管と薄型で取り扱いが変わり、搬入時の注意点も異なります。
機種名やサイズを控えておくと、受付でスムーズに案内を受けられます。
一般的にリサイクル料金や回収方法が必要になる場合があるため、購入店か市の窓口に問い合わせてください。
搬入の際は画面が傷つかないように布やプチプチで包み、付属品は別にして持参することをおすすめします。
冷蔵庫
冷蔵庫は中の食品を必ず取り出し、水分を完全に除去してから搬入してください。
搬入前に電源を切り、霜取りを十分に行ってから持ち込む必要があります。
項目 | 注意点 |
---|---|
容量 | 搬入前に確認 |
運搬人数 | 二人以上推奨 |
ドアの固定 | テープ等で固定 |
冷媒処理 | 必要に応じ専門業者 |
ドアの固定や蝶番の保護を忘れず、安全に搬入してください。
洗濯機
洗濯機は水抜きとホースの処理が最も重要です。
- 給水ホースを外す
- 排水ホースの水を抜く
- 底の水抜きプラグを抜く
- ドラム固定具を装着する
- 搬入は二人以上で行う
特にドラム式は重さがあり、配送や搬入に注意が必要ですので、スタッフと相談してください。
エアコン
エアコンは冷媒の取り扱いが法令で定められているため、専門の業者による取り外しを推奨します。
室内機と室外機をそのまま持ち込める場合もありますが、冷媒の処理が済んでいることが前提です。
リモコンや配管カバーなどの付属品は外して持参すると処理がスムーズになります。
パソコン
パソコンを持ち込む際は、個人情報の消去を必ず行ってください。
ハードディスクの物理的破壊や完全消去を希望する場合は、事前に方法を確認しておくと安心です。
ノートパソコンの場合はバッテリーを外してから搬入することをおすすめします。
自治体の小型家電回収やメーカーのリサイクル窓口も利用できますので、目的に応じて使い分けてください。
事業系ごみの搬入条件

旭川市のごみ処理施設では、事業活動で発生したごみの搬入には一般家庭ごみとは別の規定が適用されます。
事前の手続きや必要書類の提示、料金の算出方法を確認しておくと、当日の搬入がスムーズになります。
事前手続き
事業系ごみを持ち込む際は、原則として事前に連絡または予約が必要です。
搬入予定日とおおよその量、品目を事前に伝えて、受け入れ可否と注意点を確認してください。
特に大量の搬入や産業廃棄物に該当する可能性がある場合は、事前相談を強くおすすめします。
- 事前相談の申請
- 搬入希望日の申請
- ごみの種類と量の報告
- 車両情報の提出
必要書類
搬入時には身元と事業内容を確認できる書類の提示が求められることが多いです。
自治体や処理場によって求める書類が異なるため、事前に問い合わせてリストを確認してください。
書類名 | 主な内容 |
---|---|
事業系ごみ申込書 | 搬入量や事業者情報 |
事業者の身分証明 | 代表者の運転免許証など |
委任状(代理人搬入時) | 代理人の氏名と承諾 |
廃棄物管理計画(大量廃棄時) | 処理方法の概要 |
有料基準
事業系ごみは多くの場合、有料での受け入れとなり、料金は重量または容積で算出されます。
ごみの種類によって単価が異なり、可燃、不燃、資源物、建設系の区分で料金表が別れていることが一般的です。
また、産業廃棄物と判断されるものは専門の処理業者での対応が必要となり、処理場での受け入れができないケースもあります。
正確な費用を知るには、事前に見積もりを取るか、処理場での計量後に算出される料金表を確認してください。
受け入れ時間帯
事業系ごみの受け入れは、平日の限られた時間帯に限定されることが多いです。
土日や祝日の受け入れができない場合があるため、事前に営業日や受付時間を確認してください。
搬入当日は、指定された時間枠の開始前に到着しないように注意してください。
到着が遅れると受け入れができないことがあるので、余裕をもって行動することをおすすめします。
料金と支払い

旭川市のごみ持ち込みでは、持ち込む品目や重量で料金が決まります。
この記事では算出方法から支払いの手順、減免制度まで、当日に困らないようにわかりやすく説明します。
料金の算出方法
料金は主に重さや個数、品目の種類によって算出されます。
可燃ごみや不燃ごみは計量器で重さを計り、粗大ごみは点数で判断されることが多いです。
品目 | 算出基準 | 料金例 |
---|---|---|
可燃ごみ | 10kgごと | 200円 |
不燃ごみ | 10kgごと | 300円 |
粗大ごみ | 1点ごと | 500円〜 |
家電リサイクル対象 | 製品別 | 別途手続き |
上の表はあくまで例です、実際の料金は持ち込み時の計量結果や担当窓口の判断で変わります。
特に家電リサイクル法対象品はリサイクル料金や引取手数料が別途必要になるため、事前に確認しておくと安心です。
手数料シール
多くの市区町村では、指定の手数料シールや処理券を購入して、品物に貼ってから搬入する方式を採用しています。
シールは市役所の窓口や一部のコンビニエンスストアで取り扱われている場合があり、購入方法は自治体ごとに異なります。
購入したシールは、指定された場所に見やすく貼ってください。
貼り忘れや不足があると受け入れできないことがあるため、持ち込む前に必ず確認することをおすすめします。
支払い方法
支払い方法は施設や自治体によって違いますので、事前に受け入れ窓口に確認してください。
現金以外に使える場合がある支払い手段を以下に示します。
- 現金
- 料金シール購入方式
- クレジットカード対応の窓口
- 電子マネー対応の窓口
窓口でカードや電子決済が使えるかどうかは、受付時間や機器の有無で変わります。
大型トラックや事業系の大量搬入では、請求書払いの取り扱いがあることもありますので、事前に相談してください。
減免制度
所得が低い世帯や災害被災者、高齢者や障がいのある方を対象に、手数料の減免制度を設けている自治体があります。
減免を受けるには、申請書類や証明書の提出が必要になるため、事前申請を求められることが多いです。
具体的な対象者や必要書類、申請手続きは自治体の担当窓口で確認してください。
また、緊急時の一時的な措置や他制度との併用可否についても問い合わせると、より確実に対応できます。
持ち込み当日の最終確認

当日は受付の混雑や搬入経路の確認が重要です。
出発前に身分証、手数料シール、事前予約の控えを必ずご用意ください。
家電は中身を空にし、電源ケーブルや可燃物の取り外しを済ませ、梱包を強固にしてください。
分別済みのごみは分かりやすく表示し、小さな破片や液漏れに注意することをおすすめします。
冬季は道路凍結や駐車場の除雪状況を事前に確認し、時間に余裕を持って出発してください。
到着時は受付で料金確認と搬入指示を受け、領収書が必要であれば忘れずにお申し出ください。