札幌駅から大通駅まで徒歩で移動する方法|おすすめルート・所要時間・観光スポット・便利情報を徹底解説

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交通

札幌駅から大通駅へ徒歩で移動しようと考えたとき、「地上と地下、どちらを通ればよいのか」「距離や所要時間はどれくらいだろう」「天気が悪い日や荷物が多い場合はどうしたらいいのだろう」と悩んだ経験はありませんか。

地下鉄やタクシーなど他の移動手段もある中で、徒歩での移動には札幌ならではの魅力や予想外の発見があります。

この記事では、札幌駅から大通駅まで徒歩で行く際の具体的なルートや所要時間、便利な地下歩行空間(チカホ)の活用法はもちろん、天候や安全面に配慮した歩き方、途中で立ち寄れる観光スポットやカフェ情報まで分かりやすくまとめています。

札幌の街歩きをもっと快適に、効率よく楽しみたい方はぜひ続きをご覧ください。

札幌駅から大通駅まで徒歩で行く具体的なルートと所要時間

札幌市街地の高層ビル群と道路の俯瞰風景

札幌駅から大通駅までは、札幌市の中心部をつなぐ便利なルートです。

距離が近いため徒歩での移動も人気があり、天候や気分に合わせて地上ルートや地下ルートを選ぶことができます。

ここでは、札幌駅から大通駅までの徒歩ルートや所要時間、途中で立ち寄れるスポット、快適な歩き方のポイント、そして徒歩移動のメリットや注意点について紹介します。

札幌駅から大通駅への徒歩ルート(地上)

地上ルートでは、札幌駅南口を出て駅前通をまっすぐ南に進むのが一番わかりやすい道順です。

札幌駅前から北3条通りを越え、そのまま南へまっすぐ進むことで大通駅に到着します。

途中には高層ビルや商業施設、カフェなどが立ち並んでいて、札幌の街並みを楽しみながら歩けます。

特に開放感のある札幌市街地の風景や、季節によって表情を変える並木道も地上ルートの魅力です。

札幌駅から大通駅への徒歩ルート(地下)

天候が悪い日は地下歩行空間(札幌駅前通地下歩行空間「チ・カ・ホ」)を利用すると雨や雪の日でも快適に歩けます。

札幌駅南口を出てエスカレーターから地下に降りると、地下歩行空間が広がります。

チ・カ・ホは明るくて広々とした通路が続き、飲食店やショップも点在しているので飽きずに歩けます。

大通駅方面へは南方向に歩くだけなので迷う心配もほとんどありません。

  • 天候に左右されず快適
  • 駅直結でアクセスしやすい
  • 途中でカフェやベーカリーに立ち寄れる

徒歩移動にかかるおおよその時間

札幌駅から大通駅までは距離にして約1kmです。

信号や混雑状況にもよりますが、歩く速さが標準的なら10分から15分程度で到着できます。

ルート 所要時間 特徴
地上 約12分 季節や景色を楽しめる
地下(チ・カ・ホ) 約10分 天候・気温に左右されない

途中に立ち寄れる観光スポット

地上ルート、地下ルートともに、途中で観光やショッピングを楽しめるスポットがたくさんあります。

例えば地下ルートならオシャレなベーカリーやカフェ、イベントスペースなどがあり、気軽に立ち寄ることができます。

また、地上ルートでは札幌市時計台や赤レンガ庁舎も徒歩圏内なので、少し足を延ばして観光が可能です。

ショッピングモールやデパートも点在しているため、買い物好きの方にもぴったりです。

天候別の快適な歩き方のコツ

札幌は冬に雪が積もることが多いので、防寒対策や滑りにくい靴が必須です。

夏場は日差しが強い日もあるので、帽子や日傘を使ったり、水分補給に気を付けると良いでしょう。

雨の日や冬の寒い日は地下ルートを活用すると快適に移動できます。

服装は天気予報を確認して、脱ぎ着しやすいものを準備すると安心です。

徒歩移動のメリット

徒歩移動なら発車時刻を気にせず自分のペースで歩けるのが魅力です。

体を動かすことで健康的ですし、街の雰囲気や観光名所などもじっくり眺められます。

移動コストもかからず、好きなタイミングで休憩したり寄り道したりできるのもおすすめポイントです。

徒歩移動の注意点

歩きやすい靴や服装を選び、無理のないペースで進むことが大切です。

混雑時は周囲に注意しながら歩行し、信号無視をせず安全第一で進みましょう。

冬季は足元が滑りやすいので、転倒しないように注意してください。

また、貴重品管理にも気を配って安全に移動を楽しんでください。

札幌駅から大通駅までの徒歩ルートで利用できる地下歩行空間(チカホ)の詳細

札幌時計台と緑に囲まれた外観

札幌駅から大通駅までを徒歩で移動する際、多くの人が利用するのが地下歩行空間「チカホ」です。

地上を歩かずに移動できるため、雨や雪の日でも快適に歩けます。

約520メートルの広々とした通路は、観光客はもちろん地元の方にもおすすめのルートです。

天候に左右されず快適に歩けるだけでなく、様々なショップやカフェ、休憩スポットがあり、歩くのが楽しくなる空間となっています。

地下歩行空間(チカホ)入口の場所

札幌駅側のチカホの入口は、JR札幌駅南口広場から直結しています。

駅構内から「地下歩行空間」と表示された案内板に従えば迷うことはありません。

また、地下鉄さっぽろ駅や札幌ステラプレイス、エスタとも直結しています。

大通駅側の入口は、大通公園付近や地下鉄大通駅などからアクセス可能です。

主要なデパートやホテル、バスセンター側にもチカホの出入口があります。

  • JR札幌駅南口広場側
  • 地下鉄さっぽろ駅直結口
  • 大通公園側出入口
  • 大通駅連絡口

チカホの通行可能な時間帯と利便性

地下歩行空間(チカホ)は、原則として朝6時から夜24時まで通行可能です。

商業施設の営業時間とは異なるので、早朝や深夜でも移動することができます。

広い通路はベビーカーや車いす利用者にも配慮されており、バリアフリー仕様となっています。

また各所に案内板やインフォメーションがありますので、初めての方も安心して利用できます。

区間 通行可能時間 特徴
札幌駅側~大通駅側 6:00~24:00 全長約520m、天候不問、バリアフリー

チカホで立ち寄れるカフェ・ショップ

チカホ内には気軽に立ち寄れるカフェや気になるショップが点在しています。

地元スイーツのお店やパン屋、コーヒースタンド、雑貨ショップなどバラエティ豊かです。

北海道限定のグルメを味わえるお店も多く、歩きながらお気に入りを見つける楽しさもあります。

お土産選びやちょっとした休憩にもぴったりです。

ベンチ・休憩スポットの情報

チカホの各所にはベンチや休憩スペースが設けられています。

周囲には観光パンフレットが設置されたスペースや、フリーWi-Fiを利用できるポイントもあります。

ベビーカー利用のご家族やご高齢の方でも、こまめに休憩できて安心です。

天気に左右されない快適な環境で、ゆっくりと札幌中心部の雰囲気を楽しむことができます。

札幌駅から大通駅間で徒歩以外の移動方法

札幌駅とJRタワーの駅前広場

札幌駅から大通駅間は距離が近く、さまざまな移動手段が選べます。

徒歩以外にも地下鉄やタクシー、シェアサイクルなどを利用することで、天候や体調、目的に合わせて便利に移動することができます。

ここでは、代表的な3つの移動方法について紹介します。

地下鉄移動の方法と所要時間

札幌駅と大通駅はともに札幌市営地下鉄南北線の駅です。

札幌駅で南北線の真駒内方面行き電車に乗車し、ひと駅で大通駅に到着します。

電車の所要時間は約2分ほどなので、待ち時間を入れても非常に短時間で移動できます。

運賃は大人一人210円(2024年6月現在)です。

地下通路が充実しているため、天候が悪い日や荷物が多いときにも利用しやすいのが特徴です。

乗車駅 降車駅 所要時間 運賃(大人)
札幌駅 大通駅 約2分 210円

タクシー利用時の所要時間と料金目安

タクシーを利用した場合、札幌駅から大通駅までは距離約1kmほどです。

道路の混雑状況にもよりますが、おおよそ5~10分程度で移動できます。

料金は初乗り運賃で400円台から500円台が一般的です。

複数人での移動や荷物が多い時、急いでいる時にはタクシーが便利です。

  • 所要時間は渋滞状況や信号待ちによって前後します
  • 深夜や早朝は深夜料金が加算される場合があります
  • ドアツードアで便利に移動できます

シェアサイクルの使い方

札幌市内ではシェアサイクルサービスも普及しています。

主なサービスには「ポロクル」があり、専用アプリで会員登録を行い、近くのポートから自転車を借りることができます。

札幌駅周辺や大通駅の近くにも複数のポートが設置されているため、気軽に乗り降りが可能です。

レンタル料金は短時間なら200円台から利用できるので、コストパフォーマンスも良いです。

移動時間は自転車で約5分ほど、好きなタイミングで自由に移動できる点が魅力です。

札幌駅から大通駅まで徒歩移動時によくある質問

旧函館区公会堂のレトロな洋風建築

札幌駅から大通駅への徒歩移動は、観光や通勤・通学で利用される方が多くいます。

初めて歩く方にとっては、ルート選びや所要時間、天候や時間帯による不安など、さまざまな疑問があるでしょう。

ここでは、よくある質問をピックアップし、札幌駅から大通駅まで徒歩で移動する際に役立つ情報をまとめました。

雨や雪の日におすすめのルート

札幌は冬の雪や夏の雨が多い地域です。

天候に左右されず快適に移動するなら、「札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)」の利用がおすすめです。

チカホは地下で札幌駅と大通駅を直結しており、全長約520mの歩行者専用通路になっています。

地上を歩かずに移動できるため、雨や雪の日でも濡れずに快適に歩けます。

また、地下通路内にはベンチやカフェ、コンビニなどもあり、休憩しながら移動しやすいのも特長です。

  • 地下直結で雨や雪を避けられる
  • エスカレーター・エレベーター完備で、荷物が多くても安心
  • カフェ・飲食店で一休みもできる

バリアフリー対応の歩行経路

車椅子やベビーカー、足の不自由な方でも安心して移動できるルートが整備されています。

チカホは全面バリアフリーになっており、段差のないフラットな舗装と、各出入口や通路内には多くのエレベーター・エスカレーターが設置されています。

また、トイレもバリアフリー対応が充実しており、誰でも快適に利用することができます。

設備 チカホ(地下歩行空間) 地上ルート
エレベーター あり(各所) 場所によってはなし
段差 ほぼ無し あり
バリアフリートイレ 複数設置 場所による

特に天候の悪い日は地下通路を利用することで、より安全に安心して移動できます。

早朝や深夜の徒歩移動の安全性

札幌駅から大通駅までの徒歩移動では、早朝や深夜の時間帯に安全性を気にする方も多いです。

一般的に札幌中心部は治安が良く、主要な道路や地下通路には警備スタッフや監視カメラも設置されています。

ただし、地下歩行空間(チカホ)は、営業時間(原則5:45〜24:30)が定められているため、それ以外の時間は地上ルートを利用する必要があります。

夜間は人通りが少なくなる場所もあるため、次の点に注意しましょう。

  1. 暗い場所を避け、できるだけ明るい大通りを歩く
  2. スマートフォンで地図アプリを活用し、迷わないようにする
  3. 万が一に備えて友人や家族に移動予定を伝えておく

夜遅い時間の移動はできるだけ数人で歩くか、タクシーや公共交通機関の利用も検討しましょう。

札幌駅から大通駅まで徒歩移動を検討する人へ伝えたいポイント

北海道庁旧本庁舎と赤レンガ通りの冬景色

ここまで札幌駅から大通駅への徒歩移動のルートや、早く移動するためのコツなどを紹介しました。

実際に札幌駅から大通駅までは地下歩行空間が整っており、雨や雪の日でも安心して歩くことができます。

距離や所要時間に不安を感じている方も多いかもしれませんが、快適な通路が用意されているので実際に歩いてみると意外にあっという間です。

観光はもちろん、通勤や通学でも便利に使える移動方法のひとつです。

ご自身のペースや天候、荷物の多さなどに合わせて、無理なく移動を計画してみてください。

徒歩移動ならではの発見や札幌の街並みも楽しめますので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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