北海道で英語で学べる学校を探しているときに、まず候補に上がりやすいのが北海道インターナショナルスクールです。
ただし「インターナショナルスクール」と一口に言っても、学年範囲やカリキュラム、入学の考え方、費用感は学校ごとに大きく異なります。
特に北海道は学校数が限られるため、先に全体像をつかんでから問い合わせや見学に進むほうが、検討がスムーズです。
本記事では、公式情報をもとに、学校の特徴、入学の流れ、学費と付随費用、通学や寮生活のポイントを整理します。
比較のために必要な項目を先に押さえ、家族の状況に合うかどうかを判断しやすくします。
北海道インターナショナルスクールとは
北海道インターナショナルスクールは、英語を主要な授業言語とする私立のデイスクール兼ボーディングスクールです。
札幌とニセコの2キャンパス体制で運営されており、学年範囲やプログラムに違いがあります。
学校の基本情報
学校紹介ページでは、プレ・スクールからハイスクールまでの一貫した西洋型教育を提供し、授業言語は英語だと説明されています。
デイ(通学)に加えて、札幌キャンパスにはボーディング(寮)プログラムがある点が大きな特徴です。
概要の確認は、公式の学校紹介ページが最も確実です。
- 区分:私立
- 形態:通学/寮
- 授業言語:英語
- 学年:プレ・スクール〜ハイスクール
出典:Hokkaido International School Introduction。
札幌とニセコの2キャンパス
公式のAboutページでは、Hokkaido島内に札幌とニセコの2キャンパスがあることが示されています。
札幌キャンパスはpre-KからGrade 12までで、寮プログラムも運営されています。
ニセコキャンパスは2012年に設立され、ミドルスクールレベルまで拡大していると説明されています。
出典:About HIS。
認定と加盟団体
学校紹介ページでは、WASCの認定を受けていること、JCISとEARCOSのメンバーであることが明記されています。
さらに、IPCとIMYCの採用校である点も同ページで確認できます。
| 認定 | WASC(Western Association of Schools and Colleges) |
|---|---|
| 加盟 | JCIS/EARCOS |
| カリキュラム | IPC/IMYC/AP |
| 参照 | 学校紹介(公式) |
認定団体名の確認は、WASC公式サイトの情報も併せて参照すると安心です。
学びのスタイルとカリキュラムの流れ
公式のAboutページでは、年齢段階に応じて学び方を設計していることが紹介されています。
Early Yearsはレッジョ・エミリアに触れつつ環境を整えた探究型の学びを行い、ElementaryはIPCで大きなテーマを横断的に学ぶ構成です。
Middle SchoolはIMYC、High SchoolはAP科目を中心に、進学や将来に向けた学力とスキルを深めると説明されています。
出典:About HIS(How Do We Learn?)。
生徒の多様性と規模感
学校紹介ページでは、在籍数が170〜200人程度で推移していることが示されています。
また、生徒は多数の国籍で構成され、英語が母語の生徒は全体の一部であることが明記されています。
このような背景から、英語圏の子だけでなく、バイカルチャー家庭や帰国子女の選択肢としても検討されやすい学校です。
出典:Hokkaido International School Introduction。
所在地と連絡先
公式ページには、札幌キャンパスの住所と代表連絡先が掲載されています。
地図で位置関係を確認しておくと、通学・送迎・冬季の移動負担を具体的に想像しやすくなります。
出典:About HIS(連絡先)。
| 住所 | 1-55, 5 jo 19 chome Hiragishi, Toyohira-Ku Sapporo, Japan 062-0935 |
|---|---|
| 電話 | (81) 11-816-5000 |
| 入学窓口 | admissions@his.ac.jp |
入学を検討するときのチェックポイント
北海道インターナショナルスクールは、教育内容だけでなく、入学の前提条件や家庭側に求められる協力体制も含めて検討するのが現実的です。
ここでは、問い合わせ前に整理しておくと判断が早くなる要点をまとめます。
対象学年と通学形態を先に確定する
札幌はpre-KからGrade 12まで、ニセコはミドルスクールレベルまでという整理を、まず家族内で共有します。
その上で、通学中心なのか、寮の利用も視野に入れるのかを決めると、確認事項が減ります。
- 希望キャンパス:札幌/ニセコ
- 希望学年:入学時点の学年
- 希望形態:通学/寮
- 開始希望時期:新学期/途中編入
学年範囲の出典:About HIS。
英語力と家庭の関わり方の前提を理解する
入学方針のページでは、保護者が学校生活に積極的に関わることが期待されると示されています。
また、教員やスタッフと英語でコミュニケーションできることが求められる旨が明記されています。
英語力は子ども本人だけでなく、家庭としてのサポート体制も含めて現実的に見積もる必要があります。
出典:Admissions Policy and Process。
ウェイトプールと優先順位の考え方
定員を超える応募がある場合、学年によってはウェイトプールに入る可能性があると説明されています。
同ページでは、兄弟姉妹が在籍している家庭、スタッフや卒業生の子ども、過去に在籍していた生徒の日本への復帰などが優先される旨が示されています。
| 状況 | 定員超過時はウェイトプール |
|---|---|
| 優先例 | 在校生の兄弟姉妹/スタッフ・卒業生の子/以前HISに在籍 |
| 選考観点 | 英語力/学力/学年のバランス |
| 参照 | Admissions Policy and Process |
ウェイトプールの場合は、更新された成績表の提出を求められることがある点も同ページに記載されています。
出願時期と「ローリング」の捉え方
オンライン出願ページでは、学年によってはローリングで審査される旨が示されています。
また、受け入れ枠の空き状況や入学までのタイムラインは、入学窓口に連絡するよう案内されています。
年度や学期の表記は毎年更新されるため、最新の募集状況は公式ページで必ず確認します。
出典:APPLY(公式)。
学費と費用の目安
インターナショナルスクール検討で最も現実的な論点が、授業料に加えて発生する周辺費用です。
公式の学費ページには学年別の授業料と学校費用が掲載されているため、まずはそこを基準に試算します。
授業料と学校費用(2025-2026)
公式のTuition and Feesページでは、2025-2026の授業料が学年帯ごとに示されています。
また、出願時に必要なApplication Fee、入学時のEntrance Fee、在籍者共通のAnnual Feeなども同ページにまとまっています。
| 区分 | 金額(年額) |
|---|---|
| Application Fee | ¥20,000 |
| Entrance Fee | ¥200,000 |
| 授業料 | Early Year半日¥1,000,000/Early Year全日¥1,400,000/K-Grade5¥1,540,000/Grade6-8¥1,580,000/Grade9-12¥1,600,000 |
| Annual Fee | ¥200,000 |
| 参照 | Tuition and Fees(2025-2026) |
支払いは年払いが基本で、必要に応じて四半期払いを受け付ける旨も同ページに記載されています。
授業料以外に想定しておきたい項目
同じ学費ページには、事故保険、PTA、端末管理費やテック費、選択授業のラボ費などが掲載されています。
年度や学年で必要項目が変わる可能性があるため、試算の段階では「必ず発生しうる費用」と「履修で変動する費用」を分けて整理します。
- 保険やPTAなど全家庭に関わる費用
- 学年帯で変わる端末・テック関連費用
- 選択授業で追加になるラボ費や楽器費
- バス利用や寮利用で増える費用
費用項目の出典:Tuition and Fees(Annual Fees欄)。
寮費(2025-2026)
ボーディングを検討する場合は、授業料とは別に寮費と食費が発生します。
公式のBoarding Feesページでは、2025-2026のデポジットや清掃費、年額のルーム費とミール費が示されています。
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| Room Deposit | ¥50,000(返金条件あり) |
| Room Cleaning | ¥30,000(年額・返金なし) |
| Room Fee | 週末含む¥800,000/平日のみ¥520,000 |
| Meal Fee | ¥600,000(平日3食の記載) |
| 参照 | Boarding Fees(2025-2026) |
途中退寮や返金の考え方も同ページに記載されているため、利用前に必ず確認します。
スクールバス費用(2025-2026)
通学手段としてスクールバスを使う場合は、年額のバス費用が追加になります。
School Busページでは、2025-2026のバス費用が掲載されています。
| 区分 | 年額 |
|---|---|
| 片道 | 1〜2人¥80,000/3人以上¥220,000 |
| 往復 | 1〜2人¥160,000/3人以上¥336,000 |
| 参照 | School Bus(2025-2026) |
ルートや時刻表は公開ページに掲載しない方針で、入学手続きの中で問い合わせるよう案内されています。
教育環境と学校生活
北海道インターナショナルスクールの魅力は、英語で学べることに加えて、体験学習やアウトドア、アーツ、サービスを学びの柱として位置づけている点にあります。
学校生活を想像できる情報は、公式のプログラム紹介やHuskies Lifeの記事が役立ちます。
体験と探究をベースにした学び
公式のAboutページでは、体験学習を重視し、生徒のニーズや興味に基づく学びを大切にしていると説明されています。
授業の成果が発表やフェアにつながる設計が示されているため、アウトプット型の学びに合う家庭には相性が良い傾向があります。
- 興味や問いから学ぶスタイル
- 学年に応じた探究の深さ
- 発表や共有の機会
出典:About HIS。
アウトドアプログラムの具体像
Outdoor Programページでは、Outdoor Leadershipの授業が体験学習として構成されていることが紹介されています。
例として、宿泊を伴うハイキング、スノーシュー、屋外でのロッククライミングなどが挙げられています。
北海道の自然環境を学びに取り込む設計は、学校選びの大きな判断材料になります。
出典:Outdoor Program。
アートと創造性を育てる設計
Art Programページでは、ミドルとハイスクールで2D・3Dを含む多様な表現媒体を扱うことが示されています。
また、Arts at HISのページでは、視覚芸術だけでなく音楽やライティング、パフォーマンスも含めて創造性を重視する姿勢が語られています。
| 領域 | Visual Arts/Music/Writing/Performance |
|---|---|
| ねらい | 創造性/問題解決/自己表現 |
| 参照 | Art Program/Arts at HIS |
学力だけでなく、表現の場を重視したい家庭にとっては比較軸になります。
生徒支援とカウンセリング
Student Supportページでは、校内にパートタイムのカウンセラーがいることが紹介されています。
個別支援に加えて、ホームルームのカリキュラム面でもサポートがある旨が記載されています。
- 個別の相談支援
- ホームルームでの社会性・情緒面の学び
- 必要時は学校へ個別確認
出典:Student Support。
入学手続きと支援制度
出願はオンラインフォームの案内があり、入学審査の考え方はAdmissions Policyページにまとまっています。
また、学費面の支援や奨学金制度も公式ページで確認できます。
出願の入口はオンラインフォーム
APPLYページでは、オンライン出願フォームが用意されており、写真データの添付などの入力項目が表示されています。
また、年度ごとの募集状況や座席の空きは入学窓口への連絡を推奨しています。
- 入力情報:基本情報/連絡先/保護者情報
- 添付要素:顔写真データなど
- 確認先:学年ごとの空き状況
出典:APPLY。
入学審査の方針と家庭への期待
Admissions Policyページでは、入学審査は委員会によって行われ、学年配置も含めて判断される旨が示されています。
同ページでは、保護者が学校生活に関わること、英語でのコミュニケーションができることが期待される点が明記されています。
検討段階で不安がある場合は、要件を前提にした上で具体的に相談するほうが回答が得やすいです。
出典:Admissions Policy and Process。
学費支援と奨学金の選択肢
Financial Aid & Scholarshipsページでは、提出書類が揃わないと審査対象にならない旨が示されています。
また、北海道の授業料支援制度として、10〜12年生向けの所得連動の支援があることが記載されています。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 公的支援 | 北海道の授業料支援(10〜12年生) |
| 奨学金例 | 女子生徒向けの半額授業料奨学金など |
| 参照 | Financial Aid & Scholarships |
制度は条件が年度で変わり得るため、適用可否は必ず学校へ確認します。
通学支援としてのスクールバス
School Busページには、バス運行の考え方と費用、欠席連絡などのルールが記載されています。
ルートや停留所、時刻表は公開ページに掲載しない方針である点も明記されています。
- 費用は年額または四半期で支払い
- 利用変更はオフィスへ連絡
- ルート詳細は入学手続き内で確認
出典:School Bus。
よくある質問
検索段階では、入学条件や生活面の不安が先に立ちやすいです。
ここでは、公式情報で言える範囲を整理し、判断に必要な追加質問を作りやすくします。
日本人家庭でも通えますか
学校紹介ページでは、学生はあらゆる国籍を対象とし、バイカルチャー家庭や帰国子女も含まれる旨が示されています。
したがって、日本人家庭であっても検討対象になり得ます。
- 対象:国籍を限定しない
- 背景:帰国子女やバイカルチャー家庭も含む
- 確認:学年の空きと条件は入学窓口へ
出典:Hokkaido International School Introduction。
英語力はどれくらい必要ですか
入学方針のページでは、保護者が英語で教員やスタッフとコミュニケーションできることが期待されると示されています。
一方で、英語が母語でない生徒も一定数いることが学校紹介ページに記載されており、入学可否は個別判断になります。
| 確認軸 | 本人の英語運用/学習習慣/家庭の英語対応 |
|---|---|
| 学校側の前提 | 保護者の英語での連携が必要 |
| 次の一手 | 現状と目標を整理して面談で確認 |
| 参照 | Admissions Policy/School Introduction |
英語力の基準を断定せず、学年と状況を添えて相談するのが現実的です。
途中編入は可能ですか
APPLYページでは、年度の募集を案内しつつ、状況によっては学期途中の受け入れも検討され得る旨が示されています。
ただし、座席の空きは学年ごとに異なるため、希望時期と学年を明確にして入学窓口へ連絡します。
出典:APPLY。
スクールバスのルートはどこで確認できますか
School Busページでは、ルートや停留所、時刻表は公開ページに掲載しない方針であると明記されています。
そのため、バス利用を前提にする場合は、入学手続きの中で詳細を問い合わせる流れになります。
出典:School Bus。
迷ったら見学と問い合わせから始めよう
北海道インターナショナルスクールは、札幌とニセコの2キャンパス体制、探究と体験を軸にした学び、通学と寮の選択肢が特徴です。
一方で、学年ごとの空き状況や入学可否、必要書類、支援制度の適用条件は個別確認が欠かせません。
検討の最短ルートは、希望キャンパスと学年、開始希望時期、通学か寮か、現状の英語学習状況を整理してから入学窓口に連絡することです。
公式情報を起点に、家族の条件に合うかどうかを面談や見学で具体化していくと、納得感のある選択につながります。

