大型家具や家電を処分したくても、予約や運搬、費用の煩わしさで先延ばしにしていませんか。
旭川市で粗大ごみを持ち込む際は、窓口の受付時間や申込手順、処理手数料やシール貼付など確認すべきポイントが多く、戸惑うことがよくあります。
この記事では受付窓口の探し方から搬入手順、持ち込み可能点数、持ち込み先の各施設の特徴、支払い方法や減免制度まで丁寧に解説します。
さらに車両の荷台固定や解体のコツ、安全装備、持ち込みが難しい場合の戸別収集や民間業者といった代替案も紹介します。
続きで具体的な手順とチェックリストを確認して、当日の不安を解消しましょう。
旭川市粗大ゴミ持ち込みの手順

旭川市で粗大ごみを自分で持ち込む際の基本的な流れを、わかりやすくまとめます。
持ち込み前に必要な手続きや準備を確認しておくと、当日の手続きがスムーズになります。
受付窓口
持ち込みの受け付けは、各処理施設の窓口と市の環境課で行っています。
主要な受け付け先は旭川市廃棄物処分場やクリーンセンターが中心となります。
電話やインターネットで事前に申し込みが必要な場合もあるため、出発前に確認してください。
受付時間
各施設の受付時間は平日の午前9時から午後4時までが基本となっています。
土曜日や日曜日、祝日は窓口が休業の場合があるため、事前確認が重要です。
年末年始や臨時休業日は持ち込みができないため、カレンダーで運営日を確認してください。
申し込み手順
多くの方が迷いやすい申し込みの流れを、簡潔にまとめます。
- 持ち込み予定の品目と数量を確認する
- 受付窓口へ電話または市のウェブサイトで申し込みをする
- 指示された日と時間に合わせて現地へ向かう
- 到着後は窓口で名前と品目を伝える
事前申し込みで受け付け番号が発行されることがありますので、控えは必ず保管してください。
処理手数料納付
処理手数料は持ち込む品目や大きさによって異なります。
窓口で現金払いが基本ですが、施設によっては現金以外の支払いに対応している場合もあります。
品目 | 手数料 |
---|---|
小型家具 | 1000円 |
大型家具 | 3000円 |
家電(テレビ等) | 2000円 |
正確な料金は事前に市の案内でご確認ください。
シール貼付
処理手数料を支払うと、所定のシールが交付されます。
シールは指定の位置に貼ったうえで持ち込むルールです。
貼り忘れがあると受け付けできない場合があるため、必ず確認してください。
搬入手順
到着後はまず窓口で受付を済ませ、係員の指示に従ってください。
トラックや車の荷台から係員が荷下ろし場所を案内します。
搬入時は、危険物や分別が必要な品が混ざっていないかを係員が確認します。
指示に従って搬入を行えば、安全に処理が進みます。
持ち込み可能点数
施設ごとに1回あたりの持ち込み点数や重量制限が設けられています。
一般的には家庭から出る範囲の量であれば受け付けられますが、大量の場合は事前相談が必要です。
商業目的や大量廃棄は別料金や別手続きになる点に注意してください。
疑問がある場合は、申し込み時に具体的な数量を伝えて確認することをおすすめします。
持ち込み先の施設一覧

旭川市で粗大ごみや資源物を直接持ち込む場合に利用できる施設を、用途別に分かりやすくまとめます。
各施設で扱う品目や受付時間、持ち込みにあたっての注意点が異なりますので、事前に確認してから向かってください。
旭川市廃棄物処分場
一般的な家庭ごみや粗大ごみの最終処分を行う施設です。
大型家具や解体が必要なものも受け入れる場合があり、持ち込み前に分別方法や料金を確認する必要があります。
車両の進入経路や指示に従って搬入してください。
危険物や有害物質は持ち込めませんので、別の処理方法を検討してください。
旭川クリーンセンター
施設 | 所在地 | 受付時間 | 主な処理物 |
---|---|---|---|
旭川クリーンセンター | 東旭川町 | 平日 9時から16時 | 可燃ごみ 不燃ごみ 粗大ごみ |
クリーンセンターでは分別ごとに搬入場所が決められており、係員の指示に従う必要があります。
家電リサイクル対象品などは別窓口扱いになることがあるため、事前に問い合わせると安心です。
リサイクルセンター
リサイクル可能な金属、プラスチック、紙類などを受け入れる専門施設です。
状態が良い家具や家電は再利用の対象になることがあり、搬入前にリサイクル可否の確認をおすすめします。
分別が不十分だと受け取りできない場合がありますので、指定のカテゴリごとに分けて持ち込んでください。
資源化施設
庭木や剪定枝、木材などの資源物をチップ化や堆肥化する施設です。
可燃ごみとは別に扱われることが多く、持ち込み方法や搬入口が異なります。
長さ制限や束ね方などのルールがあるため、事前にホームページや窓口で確認してください。
臨時持込窓口
市が期間限定で設置する臨時の持ち込み窓口は、繁忙期や災害時に開設されます。
開設情報や対象品目は随時変更されますので、最新情報を市の案内で確認してください。
- 開設日程
- 対象品目
- 搬入時間帯
- 必要な手続き
臨時窓口は混雑することが多いため、時間に余裕を持って向かうことをおすすめします。
処理手数料と支払い

旭川市で粗大ごみを持ち込む際は、処理手数料と支払い方法を事前に確認しておくと安心です。
ここでは手数料の目安、支払い手段、減免制度の要点、領収書の受け取り方をわかりやすくまとめます。
処理手数料表
処理手数料は品目の種類や大きさ、重量によって変わります。
下表は代表的な品目の目安です。実際の金額は施設または受付窓口でご確認ください。
品目 | 料金目安 | 備考 |
---|---|---|
ソファ | 1500円 | 1点で計算 |
タンス | 1000円 | 内容物を抜くこと |
ベッド | 2000円 | 解体して搬入可能 |
小型家電 | 500円 | 再利用不可の場合 |
表はあくまで目安であり、特殊な大型品や危険物は別料金となります。
正確な料金を知りたい場合は、持ち込み前に施設に問い合わせることをおすすめします。
支払い方法
支払い方法は施設ごとに異なり、現金のみの場所もあればカード対応の場所もあります。
以下は代表的な支払い手段の一覧です。
- 現金
- クレジットカード
- 電子マネー
- 銀行振込(事前連絡が必要な場合あり)
クレジットカードや電子マネーの利用可否は施設案内に記載されていますので、事前に確認してください。
現金で支払う場合は、釣り銭が出ないように小銭や千円札を用意しておくと手続きがスムーズです。
減免制度
低所得者や生活保護受給者、高齢者世帯などは処理手数料の減免を受けられる場合があります。
減免の対象や条件は自治体の規定によって異なり、申請には各種証明書が必要です。
手続きは市役所の窓口で行うことが多く、事前に相談すると必要書類を教えてもらえます。
減免が認められた場合は、持ち込み当日に窓口でその旨を伝え、指示に従ってください。
なお、減免の適用には審査期間があるため、余裕を持って申請することをおすすめします。
領収書発行
持ち込み後に処理手数料を支払うと、基本的には窓口で領収書が発行されます。
領収書が必要な場合は、支払い時に必ずその旨を申し出てください。
企業や個人事業主の場合は、宛名や但し書きを指定できることが多いので伝えると便利です。
紛失した領収書の再発行については、各施設または市の窓口で対応が異なりますので、早めに問い合わせると良いです。
会計処理や補助金申請のために領収書が必要な場合は、発行方法を事前に確認しておきましょう。
搬出・運搬の準備

粗大ごみを持ち込む前に、搬出と運搬の準備をしっかり整えておくことが大切です。
安全性とスムーズさを優先して、事前に確認項目をリストアップしてください。
以下の各項目で、車両や荷物の固定、分別、搬入口の確認、装備の準備まで順に解説します。
車両準備
持ち込む品目のサイズと重量に合った車両を用意してください。
車検や保険の確認、タイヤの空気圧チェックも忘れないでください。
積載量を超えないように注意し、必要があれば複数回に分ける計画を立てます。
- 軽トラック
- ワゴン車
- バン
- ロープとラッシングベルト
- 毛布や布シート
荷台固定
荷台への積み込みは、落下防止と周囲への飛散防止を最優先で行います。
重い物を下に、軽い物を上に配置するなど、重心を低く保つ積み方を心がけてください。
荷物を固定する際は、複数の固定点を使い、緩みがないか最終確認をします。
固定方法 | ポイント |
---|---|
ロープ結束 | 複数箇所で固定する 締め直しを行う |
ラッシングベルト | 荷物を圧着する ベルトの損傷を確認する |
毛布かぶせ | 小さな破片の飛散防止 風による移動を抑える |
解体分別
大きな家具や複合素材の家電は、可能な範囲で解体して分別してください。
ネジや金具を外し、可燃物と不燃物に分けると処理がスムーズになります。
電池やスプレー缶などの危険物は必ず取り外し、別途表示して持ち込んでください。
分別が難しい場合は、事前に受付に相談すると案内を受けられます。
搬入口確認
持ち込み先の搬入口の高さや幅を事前に確認してください。
大型車両では通行可能か、周辺の交通規制や進入経路もチェックが必要です。
施設によっては搬入時間や入口が限定されているため、案内図や係員の指示に従ってください。
安全装備
作業時は手袋と安全靴を着用し、必要に応じてヘルメットを使ってください。
暗い時間帯に搬出する場合は、反射ベストや懐中電灯を持参すると安心です。
転倒や挟み込みを防ぐため、2人以上での作業や無理のない持ち上げを徹底してください。
持ち込みが難しい場合の選択肢

大型家具や重い家電などを自力で持ち込めない場合には、いくつかの代替手段があります。
費用や手続きの手間、緊急性など、状況に合わせて選ぶと失敗が少なくなります。
ここでは戸別収集から民間サービス、売却や譲渡まで、それぞれの特徴と利用時のポイントを分かりやすく解説します。
戸別収集
旭川市では、事前申し込みを行えば、指定日に自宅前で粗大ごみを収集してもらえる戸別収集制度があります。
重くて運び出しが困難な場合や、大きな家具を階段で下ろせないときに便利です。
申込み方法や費用は品目によって異なりますので、収集前に市役所の案内を確認してください。
品目 | 主な注意点 |
---|---|
家具 | 分解可能か確認 |
家電 | リサイクル家電は別途手続き |
自転車 | タイヤの空気を抜く |
申し込みは電話または市のウェブサイトで行い、収集日や排出場所の指示に従ってください。
集合住宅にお住まいの場合は、管理者と搬出方法を事前に調整しておくと当日のトラブルを避けられます。
民間回収業者
民間の回収業者は、出張回収や即日対応を行うところが多く、急いで処分したいときに向いています。
料金体系や対応範囲は業者によって差があるため、複数社から見積もりを取ることをおすすめします。
訪問見積りが無料の業者もあれば、搬出作業や階段料金で追加費用が発生する場合もあります。
信頼性を確かめるには、免許や許可の有無、口コミや実績をチェックしてください。
リサイクルショップ
状態の良い家具や家電はリサイクルショップに持ち込むと処分費がかからない場合があります。
売れる見込みがあるかどうかを判断するポイントは複数あります。
- 動作確認済みの家電
- 大きな傷や汚れがない家具
- ブランドや希少性
出張買取を行う店舗もあり、搬出まで任せられると手間が省けます。
ただし、買取不可の場合は引き取り不可となることもあるため、事前に条件を確認しておくと安心です。
フリマアプリ
フリマアプリや地域の掲示板を利用すれば、まだ使えるものを次の持ち主に渡すことができます。
無料で引き取ってくれるケースもあり、処分費を節約する有効な方法です。
ただし、取引の手間ややり取りによる時間コストがかかりますので、出品時には受け渡し方法を明確にしておくとスムーズです。
搬出を代行するオプションや、引き取りに来てもらえる条件を設定すると取引が成立しやすくなります。
持ち込み手続き最終チェック

持ち込み前の最終確認を行い、安全でスムーズな処理を目指しましょう。
受付時間、持ち込み可能点数、処理手数料を再確認してください。
申し込みの控えや身分証、車検証など必要書類を用意し、料金の釣り銭や支払い方法も確かめておくと安心です。
荷物は分別と解体を済ませ、搬入しやすい状態にしておきましょう。
車両の荷台固定や養生を怠らないでください、通行人や職員の安全確保につながります。
時間に余裕を持って出発し、到着後は案内表示に従い、係員の指示に従ってください。
最後に、領収書やシールの貼付状況を確認し、問題があれば窓口で速やかに相談してください。